ALIX2 / ALIX3 ボードの BIOS の更新には、DOS ブートが可能な CF(コンパクト・フラッシュ)が必要です。

PC Engines ALIX2 / ALIX3 support information から最新の ALIX tinyBIOS をダウンロード・解凍して、sb.com 及びボードが ALIX.2* なら alix1.bin、ボードが ALIX.3* なら alix2.bin をそれぞれDOS ブートが可能な CF にコピーします。
この CF を用いて ALIX2 / ALIX3 ボードで DOS を起動し、DOS プロンプト(シリアル・コンソール)から sb.com を実行すると BIOS が更新されます。

DOS ブートが可能な CF(コンパクト・フラッシュ)の作成

PC Engines の How to create a FreeDOS bootable CF card
には、bootable FreeDOS disk image があるので、このディスク・イメージを 128MB の CF に dd (Linux 等)又はディスク・イメージに付属の dd.exe (Windows) で書き込めば DOS ブートが可能な CF が出来上がります。
しかしながら、他の容量の CF にはこのディスク・イメージは使えません。

また、Windows 環境(XP)で DOS ブートが可能な CF を作る freedos2.zip もツールとして紹介されています。
CF の作成手順は、freedos2.zip に含まれる readme.txt を参照してください。 readme.txt にも記されていますが、
CF のパーティションの切り直しはしないほうがうまくいきます。

以下では、上記ツールを使用しない DOS ブートが可能な CF の作成方法を説明します。

必要なものは2つ。

  • Freedos の CD
  • CF を IDE 接続し、CD-ROM から起動できる PC

Freedos の CD は、http://www.freedos.org/freedos/files/ から CD ISO イメージをダウンロードし CD-ROM に焼きます。
ダウンロードする CD ISO イメージは fdbasecd.iso です。
CF を IDE 接続した PC で、Freedos の CD からブートします。

  • boot: プロンプトでエンター
  • 1. Install to harddisk using FreeDOS SETUP (default)」 を選択
  • Please select your language and keyboard layout」 で English (US) を選択
      因みに バックスラッシュは ] のキー、コロンは Shift + ; のキーです。
  • Run FreeDOS from CD-ROM (return to command prompt)」 を選択
  • X:\FREEDOS\SETUP\ODIN へ移動
      CD-ROM のドライブ・レターは X になるはずです。
  • CF の接続ドライブが D の場合、format /s D: 又は sys D: を実行
      CF のドライブ・レターは CF の接続によって異なります。fdisk 等で確認してください。
  • himem.exe を CF にコピー copy himem.exe D:
  • edit.exe 等で CF に以下の2つのファイルを作成
      FDCONFIG.SYS 

      SWITCHES=/N
      DEVICE=c:\HIMEM.EXE
      SHELL=c:\COMMAND.COM c:\ /E:2048 /F /MSG /P=c:\FDAUTO.BAT
      DOS=HIGH
      FILES=20
      BUFFERS=20
      LASTDRIVE=Z

      FDAUTO.BAT

      @prompt $p$g

以上で、DOS ブートが可能な CF の完成です。