DOS のネットワーク環境については、前田 剛氏のDOS で利用するネットワークに詳しい情報があります。EPIA では、DOS のパケットドライバが付属していてこのパケットドライバを使えば簡単にネットワーク環境をつくれます。パケットドライバ上のアプリケーションとしてはDOS で利用するネットワークにも紹介されている NCSA Telnet があります。

パケットドライバのインストール

EPIA 付属の LAN ドライバの中の PKTDRVR と言うフォルダの下にパケットドライバ FETPKT.COM があります。これをコピーし、AUTOEXEC.BAT の最後の行に C:\ <パケットドライバをコピーしたフォルダ> \FETPKT.COM 0X60 を追加します。EPIA-M には FETPKT.SYS も付属しています。FETPKT.SYS は CONFIG.SYS から起動できるようにしたドライバです。以下は EPIA-M でパケットドライバを起動させた時の画面表示です。

  VIA Rhine Family Fast Ethernet Adapter Driver
   (2002/09/20), Version 4.13
  VIA Rhine II Fast Ethernet Adapter

  Line Speed=10Mbs ,HalfDuplex ,PCI Slot: 18
  Flow Control=Hardware Default
  Paket driver software interrupt is 0x60 (96)
  Interrupt number 0xB (11)
  I/O port 0xEC00 (60416)
  My Ethernet address is 00:40:63:XX:XX:XX

 

NCSA Telnet の設定

NCSA Telnet の CONFIG.TEL に以下の記述を書き込みます。

  myip=192.168.1.XX <--DOSマシンのIPアドレスです。
  netmask=255.255.255.0 <--DOSマシンのサブネットマスクです。
  hardware=packet <--CONFIG.TELのままにしておきます。
  interrupt=B <--パケットドライバの表示画面のInterrupt number
  ioaddr=60 <--パケットドライバ起動パラメータとして指定した0x60

これで Telnet、Ftp が一応使えます。DNS サーバ ( nameserver )、ゲートウェイを設定する場合は、CONFIG.TEL の name=default の行以降に以下の記述を追加し、末尾の examples: 以降をすべてコメントアウトします。

  name=dns01
  hostip=111.222.333.444 <--プライマリDNSのIPアドレス
  nameserver=1
  name=dns02
  hostip=222.333.444.555 <--セカンダリDNSのIPアドレス
  nameserver=2
  name=gate
  hostip=333.444.555.666 <--ゲートウェイのIPアドレス
  gateway=1

 

他の Telnet の設定

NCSA Telnet の他に、DOS 用の Telnet があります。 pcip_pkt.zip と言うアプリケーション・スーツで、これには Telnet の他に Ping 等のネットワークアプリケーションも含まれています。これらのアプリケーションを動かすためには NETDEV.SYS と言うドライバが必要になります。NCSA Telnet では CONFIG.TEL ( テキストファイル )にネットワーク設定などを書き込みましたが、この場合には NETDEV.SYS にじかに書き込みを行ないます。pcip_pkt.zip を解凍するとネットワークアプリケーションと CUSTOM.EXE が得られます。以下のようにして CUSTOM.EXE を起動します。

  CUSTOM NETDEV.SYS

以下のメニュー画面が表示されます。Do Site Customizations を選択し ( S キーを押す )、IPアドレス、ゲートウエイ、ネームサーバを入力します。
custom1

Site Customization の画面では、Set my internet address ( Aキーを押す )、Set default gateway’s address ( Gキーを押す )、Set domain name servers ( R キーを押す )でそれぞれのアドレスを設定します。

custom2

アドレス設定後、メニュー画面に戻り Exit and save ( Eキーを押す )で保存します。CONFIG.SYS に NETDEV.SYS の行を追加し再起動すればアプリケーションが使えるようになります。


参考文献