lightMPD について


VoyageMPD の ディフォルトの設定では、DHCP から IP アドレスを取得するようになっています。

lightMPD は、固定IPアドレスをlightmpd.conf に設定します。DHCP から IP アドレスを取得する機能(DHCP Client)は実装されていません。

また、VoyageMPD のような SSH サーバも実装されていません。telnet で接続可能です。

ALIX、APU ボードの Tip


PC Engines GmbH – FAQ, HowTo, etc. …

http://pcengines.ch/howto.php

APU ボードのトラブル


よく問い合わせされるAPU ボードのトラブルで、「シリアル接続していたが、シリアルコンソールに何も表示されなくなった」というのがあります。

シリアル接続とは、APU ボードと PC をRS232Cのクロスケーブルで接続し、PC側でシリアルコンソールを立ち上げ、APU ボードの状況を確認、設定の修正等を行う接続方法です。参考:http://ytw.jp/archives/361

ヘッドレス・コンピュータを操作する為の一般的なシリアル接続ですが、APU ボードの場合はそのブートメニュー(boot menu)の setup からシリアルコンソールの有効/無効が設定できるようになっています。

以下はAPU起動直後のシリアルコンソールです。BIOS が 2014/09/08 のものを使っています。この時点で、F10 を押下すればブートメニュー(boot menu)に遷移します。

apu-trouble1

BIOS が2014/4/5 以前の場合、F12 押下でブートメニュー(boot menu)に遷移します。以下がそのブートメニュー(boot menu)です。

apu-trouble2

ここで、2. Payload [setup] を選択します。キーボードで 2 を押下します。以下が表示されます。

apu-trouble3

S Serial console – Currently Enabled という表示が見えます。これは「シリアルコンソールが有効」を示しています。ここでキーボードから大文字のSを入力すると、以下の画面に遷移します。

apu-trouble4

S Serial console – Currently Disabled に変わりましたね。これで、キーボードから大文字のE(E Exit setup with save)を入力すると再起動しますが、シリアルコンソールを無効にしたので、シリアルコンソールには何も表示されなくなります。

「シリアル接続していたが、シリアルコンソールに何も表示されなくなった」というトラブルはこれが原因のようです。しかしながら、シリアルコンソールが使えない状態で、どのようにしてシリアルコンソールを有効にするのでしょうか?

APU ボードの S1 スイッチ(RTC バッテリーの横にある黒いボタン)を押しながら電源を投入すると、Serial console – Currently Disabled でもシリアルコンソールに表示されるようになります。これで、ブートメニュー(boot menu)からシリアルコンソールを有効にします。

 

APUボード向けの AC アダプタ


APUボード向けの AC アダプタですが、
サウンドハウスさんが販売されている「SH ( サウンドハウス ) / DC12V 1A」
が非常にコストパフォーマンスが良いと思います。
トランス式(非安定化?)ですが、プラグの内径・外径も
2.5mm・5.5mm(センタープラス)なので、変換プラグ等必要ありません。

http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/69157/

APU BIOS アップデート


PC Engines 社の WEB に、 TinyCore Linux を用いた BIOS アップデート用のインストーラが公開されています。

TinyCore Linux USB installer

Windows での BIOS アップデートは、
FAT 又は FAT32 でフォーマットされた USB メモリ又は SD カードを用意します。

次に、上記 URL から Installation from Windows の apu-tinycore-usb-installer.exe をダウンロードします。
USB メモリ又は SD カードを Windows マシンに挿入し、apu-tinycore-usb-installer.exe を実行します。

apubiosupdate1

I Agree を押します。

apubiosupdate2

USB メモリ又は SD カードのドライブを選択し、Create を押します。

必要なファイルが USB メモリ又は SD カードに書き込まれます。

apubiosupdate3

 

Next を押します。

apubiosupdate4

 

以上で  TinyCore Linux が USB メモリ又は SD カードに転送されました。

後はアップデートするBIOSのファイル(apu140708.rom 等)を
USB メモリ又は SD カードにコピーします。

APU.1* に、USB メモリ又は SD カードを挿入し、そのメディアから起動します。
(注意! BIOS アップデート用のメディアのみ挿入し、その他のメディアは接続しないこと)

apubiosupdate5

ここで、flashrom -w apu*****.rom を実行します。 apu*****.rom はコピーしたBIOSのファイルです。

APU用 Debian wheezy カスタム・インストールCD 作成


APU.1C 向けの Debian wheezy カスタム・インストールCD を simple-cdd で作成する方法が GitHub で公開されています。
ひとつ目は、32bit 版 Debian wheezy で、2つ目は 64bit 版 Debian wheezy です。

APU + Ubuntu 14.04 LTS – install via serial console


unetbootin を使って、USB メモリから起動しインストールする方法。

 

APU + Ubuntu 14.04 LTS – install via serial console

 

APU.1C に VirtualBox を用いて Voyage Linux (Voyage MPD) をインストールする


ヘッドレスの APU.1C に、OS をインストールするのは手間がかかります。Debian や Ubuntu 等はカスタム・インストールCD(シリアル接続)が作れるようです。

Voyage Linux (Voyage MPD)の場合は、その Live-CD から PXE によって APU.1C にインストールできます。Voyage Linux の本家サイト http://linux.voyage.hk にそのあたりの記述があります。あったのですが、現時点で見ることができません。

Live-CD を立ち上げるマシンは、VM (VMWare, VirtualBox 又はQEMU) を使います。別にPC を用意する必要はありません。今回は Windows 上の VirtualBox を用いて、APU.1C に Voyage Linux (Voyage MPD) をインストールします。
まず VirtualBox に仮想マシンを作成します。タイプ は Linux、バージョン は Live-CD が32bit なら Linux 2.6/3.x (32bit) か Debian (32bit)、Live-CD が64bit なら Linux 2.6/3.x (64bit) か Debian (64bit) に設定します。

VM

 

メモリーサイズは、ホストOS のメモリサイズによりますが、1024MB あれば大丈夫でしょう。

仮想ハードドライブは追加しなくてもOKです。CD/DVDドライブに、Live-CDをマウントします。

storage

 

ネットーワークは、ネットワークアダプタを有効にし、ブリッジアダプターを割り当てます。こうすることによって、ホストOS、APU.1C、ゲストOS が同じネットワーク上に存在することになります。

 

network

 

以上で VirtualBox 側の設定は終了です。VirtualBox で Live-CD を立ちあげます。ここで、ネットワーク上に他の DHCP サーバがある場合、これを停止させておいてください。APU.1C が PXE を見つけられなくなります。

VirtualBox で Live-CD が立ち上がったら、root/voyage でログインし、以下を入力します。

#remountrw

#/etc/init.d/voyage-pxe start 115200

これで、VirtualBox の準備は完了です。 VirtualBox の IP アドレスは 192.168.1.200 になっているはずです。

インストールするメディアを装着した APU.1C を立ちあげます。F12 キーを押して、boot menu を表示させ、2 を選択します。

apu1c1

 

しばらくすると、以下の画面が表示されるので、1 を選択します。これで Live-CD から PXE 経由で Voyage-Linux (Voyage-MPD) が立ち上がりました。APU.1C に装着しているメディアへのOS インストールの手順は、ルートの README.pxe を参照してください。

 

1. PXE Boot Voyage Linux with a login shell
2. Start automated install for WRAP (/dev/hda and 38400 serial console)
3. Start automated install for ALIX (/dev/hda and 38400 serial console)
4. Start automated install for APU (/dev/hda and 115200 serial console)
5. Start automated install for 45/48xx (/dev/hda and 19200 serial console)
6. Start automated install for 55xx (/dev/hda and 19200 serial console)
7. Start automated install for 6501 (/dev/hda and 19200 serial console)
8. Start automated install for gerenic PC (/dev/hda and no serial console)

 

 

 

ALIX ボードのシリアル通信


ネットワーク環境が整っていない(ALIX ボードへSSHで接続できない)場合、シリアル通信(シリアル接続)を用いてALIX ボードに接続する方法があります。
ALIX ボード上の OS がシリアル通信設定されていれば、簡単に接続できます。Voyage Linux(Voyage MPD)はインストール時にシリアル通信の設定箇所があります。

PC (Windows)にシリアル・ポートがあれば、PC と ALIX を シリアル・クロスケーブル(メス・メス)で繋ぎ、TeraTerm か PuTTY で接続できます。シリアル・ポートのない PC と接続する場合はUSB-シリアル変換が必要です。詳しくはUSB-シリアル変換ケーブルの使いかたを参照してください。

Voyage MPD シンさんバージョンについて


Voyage MPD には、高度にカスタマイズされた「シンさんバージョン」があります。 http://blog.naver.com/manishin/ からリンクをつたってダウンロードできます。

弊社から今年の夏以降に出荷された ALIX.3D2 では、この「シンさんバージョン」は起動しません。今年の夏以前に出荷された ALIX.3D2 では正常に起動できます。問題は「オーバークロック」で、今年の夏以降に出荷された ALIX.3D2 は「オーバークロック」で落ちます。以下は 0907版の「シンさんバージョン」の起動ログの抜粋です。

 

[ ok ] Starting OpenBSD Secure Shell server: sshd.
[ ok ] Starting HPA's tftpd: in.tftpd.
Setting up X font server socket directory /tmp/.font-unix...done.
Starting X font server: xfs.
0000:00:0f.4 @0d ff
0000:00:0f.5 @0d ff
[   22.130278] ------------[ cut here ]------------
[   22.145068] WARNING: at kernel/sched.c:4473 add_preempt_count+0x59/0x6f()
[   22.166760] Modules linked in: lirc_dev fuse ipv6 ledtrig_timer ledtrig_heartbeat geode_aes
scx200_acb i2c_core cs5535_mfgpt geode_rng rng_core xfs exportfs ata_generic pata_cs5536 pata_amd
libata ide_pci_generic cs5536 ohci_hcd ssb ehci_hcd usbcore via_rhine amd74xx usb_common
 [last unloaded: scsi_wait_scan]
[   22.255720] Pid: 2126, comm: wrmsr Not tainted 3.2.28-rt42 #1
[   22.274093] Call Trace:
[   22.281934]  [] warn_slowpath_common+0x48/0x5d
[   22.298921]  [] ? add_preempt_count+0x59/0x6f
[   22.315623]  [] ? bad_area+0x9/0x3a
[   22.329563]  [] ? bad_area+0x9/0x3a
[   22.343509]  [] warn_slowpath_null+0xf/0x13
[   22.359674]  [] add_preempt_count+0x59/0x6f
[   22.375845]  [] search_module_extables+0x13/0x7a
[   22.393391]  [] ? bad_area+0x9/0x3a
[   22.407319]  [] search_exception_tables+0x22/0x25
[   22.425148]  [] fixup_exception+0xe/0x40
[   22.440476]  [] no_context+0x15/0x123
[   22.455008]  [] ? unlock_slab_and_free_delayed.isra.50+0x66/0x68
[   22.476997]  [] __bad_area_nosemaphore+0xf7/0xff
[   22.494546]  [] ? vmalloc_sync_all+0xf0/0xf0
[   22.510987]  [] bad_area_nosemaphore+0xd/0x10
[   22.527703]  [] do_page_fault+0x14b/0x330
[   22.543329]  [] ? ____call_usermodehelper+0xdc/0xdc
[   22.561699]  [] ? call_usermodehelper_setup+0x51/0x51
[   22.580669]  [] ? vmalloc_sync_all+0xf0/0xf0
[   22.597113]  [] error_code+0x58/0x60
[   22.611322] ---[ end trace 0000000000000002 ]---

これを回避するには「オーバークロック」機能を止めます。/etc/rc.local の以下の行をコメントアウトします。

wrmsr 0x4c000014 0x69ec3de012e # 533/466 + PCI_SEMI_SYNC_MODE

または、シンさんが「オーバークロック」機能を止めた 1022版をアップロードされていますのでそれをダウンロードしてください。

ファイルは 121022_2-V085-xfs-3232rt48-mpd_yan-clk_nor-alsa1025-pwr_btn-dsd-2share.rar です。